当財団の主要3事業

運営

日本文化発信拠点の開設

新赤坂「迎賓館」設立構想

日本文化の粋を結集した国内最高峰のおもてなし施設を首都東京で開設し、
海外の方へ日本の技と心の伝統を体験して頂きます。

新京都「迎賓館」設立構想

日本の古都 京都に新たな迎賓館を開設し、
京都の伝統芸やおもてなしなどを体験して頂きます。

おもてなし

・海外の方に日本文化の粋を体験頂ける施設とする。
・日本文化の主要な要素を本施設に集約する。
・政府施設や一般のホテルでは不可能な「おもてなし」を実現する。
・空港~施設の間をヘリコプターを使用し、送迎するサービス。
・万全なセキュリティーと厳重なプライバシー保全と確約する。

・通常の不可能を全て可能にするコンシェルジュサービスの提供。
・和を取り入れた6つ星クラスの設備とホテルサービスの融合。
・茶道、華道、能、歌舞伎を堪能頂ける充実した本格的設備を内設。
・国内最高クラスの食材で提供する割烹&レストラン。
・匠の技と作品のエクジビジョン施設&着物サロン等を併設。

本件事業の背景と今後の展望

背景

・日本文化の国際発信やクールジャパン・プロモーション等の政府支援策。
・海外の来訪者の急激増加/2020年の年間4,000万人の来訪者を想定。
・ホテル不足/国賓クラスや国際的セレブ、VIP専用ホテルは皆無。
・日本文化に対する国際的な関心の高まりと日本文化の保全継承が課題。
・日本の新たなプランディング/東京の国際的な位置づけの明確化が必要。

展望

・国内における圧倒的な供給不足。
・国際的な富裕層が集まることによる新たな情報発信拠点となり得る。
・日本文化の粋を集めた超一級の文化拠点の機能を果たす。

日本の四季と和の精神文化を心ゆくまで堪能して頂く場の提供

新たな価値の創造

日本文化の粋と西洋式VIP接遇ノウハウをここに集結し、
世界最高の「おもてなし」を実現するとともに
日本の伝統美と最先端設備の機能性との理想的な融合

支援

学術研究

考古学をはじめとする古代文明の解明や学術研究を支援致します。

奨学金制度の運用

◆世界の主要な大学に「日本文化学科」設立の支援。
◆日本文化を研究対象とする事で日本文化の深い精神性への理解と認識を深め、日本文化の根底にある普遍的価値観の国際的な普及とさならる発展継承に資する。
◆日本文化研究の専門家養成と、日本文化に造形の深い多様で優秀な人材の育成に努める。
◆日本文化に親しみ、国際社会で活躍する親日派の優秀な人材の積極的な育成を図る。
◆世界各国の優秀な人材の日本留学を促進し、奨学金や研究員制度の創設、優秀な人材の国際機関派遣。

日本文化研究機関のグローバルネットワーク化

オックスフォード大学
http://www.ox.ac.uk/
ソルボンヌ大学
http://www.pantheonsorbonne.fr/
ボローニャ大学
https://www.unibo.it/it
ケンブリッジ大学
https://www.cam.ac.uk/
ベルリン大学
https://www.hu-berlin.de/de
ミュンヘン大学
https://www.uni-muenchen.de/
ライデン大学
https://www.universiteitleiden.nl/
シンガポール大学
http://www.nus.edu.sg/
北京大学
https://www.pku.edu.cn/
メルボルン大学
https://www.unimelb.edu.au/
スタンフォード大学
https://www.stanford.edu/
シカゴ大学
https://visit.uchicago.edu/
ブエノスアイレス大学
http://www.uba.ar/
ハーバード大学
https://www.harvard.edu/
イェール大学
https://www.yale.edu/
サンパウロ大学
https://www.usp.br/
オックスフォード大学
http://www.ox.ac.uk/
ソルボンヌ大学
http://www.pantheonsorbonne.fr/
ケンブリッジ大学
https://www.cam.ac.uk/
ベルリン大学
https://www.hu-berlin.de/de
ライデン大学
https://www.universiteitleiden.nl/
シンガポール大学
http://www.nus.edu.sg/
メルボルン大学
https://www.unimelb.edu.au/
スタンフォード大学
https://www.stanford.edu/
ブエノスアイレス大学
http://www.uba.ar/
ハーバード大学
https://www.harvard.edu/
サンパウロ大学
https://www.usp.br/
ボローニャ大学
https://www.unibo.it/it
ミュンヘン大学
https://www.uni-muenchen.de/
北京大学
https://www.pku.edu.cn/
シカゴ大学
https://visit.uchicago.edu/
イェール大学
https://www.yale.edu/

日本文化研究の真の目的は?

人類の歴史は過酷な生存競争や民族・国家存続の為の争い、領地や資源獲得の戦争の歴史によって特徴づけられてきました。
しかし文明の進化と共に人類はこの地球という小さな惑星の限られた資源を護り共有する事でしか存続し得ないと言う事を認識するに至りました。
また、核兵器を持ってしまった人類にとって、本格的な全面戦争はもはや自らの滅亡を意味します。
ゆえに、人類に残された生存の可能性は、地球環境と人間、そして人間社会に「共存共栄の文明」を拓こと以外にありません。
その様な新たな文明の基盤となる「共通の価値観(=理想)」の確立が、今私たちに求められています。

ここで言う「文明」と「文化」の定義について

「文明」とは、地球的・民族的な粋を超え、特定の技術や価値観、そして社会システムを共有する多民族・多言語の人類共同体が持つ生活様式(ライフスタイル)を意味します。
一方で「文化」とは、ある地域や集団や民族独自の価値観や精神性に特徴づけられる生活様式を指して言います。

つまり、私達が「日本文化」の範疇の中で「和の精神文化」を云々している限り、それは単に日本人独自のライフスタイルの話しであり、人類社会全体への波及効果は限定的と言えましょう。
私達はこれを国際社会が共有し得る、より普遍的な人類共通の「価値観」あるいは「理想」として、確立していく必要がありましょう。

その為には、これを日本からのみ提議発信するのではなく、世界各地域の異なる民族や国家の人々からそれぞれの感性や精神性、価値観に基づいた独自の研究成果として提議発信が主体的になされる事が理想的です。

それ故に、学術的な裏付けをもった研究者のもとで日本文化の諸要素を自由に、そして主体的に研究し人類社会の恒久的な進歩と調和に資する議論を盛り上げ、それぞれの研究成果を発表し評価し得る国際的な研究機関のネットワーク構築と、評価表彰するシステムの創設を期するものであります。

国際事業の促進

日本の多様な伝統芸能を「創生神楽―K A G U R A―」として世界に発信する活動を支援します。

・日本国の正史とそこに息づく精神と理想をKAGURAの演題にして世界に発信する。
・プロジェクト・フェニックス [Project Phoenix]=世界遺産や宗教聖地を繋ぎ現地の人々との絆を軸に、地球環境と調和した新たな理想社会実現に向けた取り組みを促進する運動。

・人類の新たな精神文化創生のため文化交流の一環として「創生神楽」を世界各地で演じる。
・「文化立国=日本」の世論形成のため、地方公共団体・文化団体との連携を促進し、世界の人々が共有できる普遍的芸術文化の創造を目指す活動を展開する。

整備

世界文化総合デジタルデータセンターの(WDC)の設立

総合デジタルデータセンターとは?

★日本を初め全世界の主要な文化遺産、古文書、書籍や有名絵画・彫刻・音楽等の芸術作品を超高解像度のデジタルデータに収録。そのバックアップデータを集積管理、常時メンテナンスとダウンロードサービスを一元管理するセンター。
★人類史上最も重要な人文学のオリジナルデータが常時完璧な解像度で閲覧出来、求めれば完璧な修復の作成も可能。

★全世界の大学や研究機関、国立図書館、博物館や美術館等は、この総合データセンターとオンラインで繋がる事で居ながらにしてオリジナルデータの検索閲覧が可能となる。
★この総合デジタルデータセンターが日本にある事で、人文科学、文化芸術に関する国際会議やコンベンションは日本がメッカとなる。
★日本におけるこのデータセンターの存在が究極の平和的安全保障のシンボルとなる。
★「文化立国=日本」実現の上で絶対必要条件であると同時に国際社会における日本の役割と位置付けを決定する。

日本は世界で最も長い歴史をもつ自立文明国家です

日本列島には、氷河期の終わり頃、約4万年前から人類が住み始め、約1万6千年前ぐらいから縄文人と呼ばれる人々の文明が興ったといわれています。
日本人の始祖である縄文人は、ごく最近の染色体研究の成果によって、中国や朝鮮など近隣アジアのいかなる民族とも異なる独自のY染色体ハプログループ(D1b型)をもつことが確認されました。また、紀元前5世紀頃から渡来したとされる弥生人や紀元3世紀頃から渡来し帰化したとされる古墳人も、染色体は日本人の原型である縄文人の染色体と等しいことが解明され、もともと日本本土にいた縄文系の倭人が大陸の情勢の変化により大陸や半島から本土に引き揚げてきた可能性が大きいと認識されるようになってきました。
このY染色体ハプログループD1b型とは、アフリカを起源に枝分かれした人類の極めて早い時期の突然変異で、アジアや中東、ヨーロッパ人種等はかなり後に突然変異した染色体の類型をもちます。その意味でも、この日本こそ、人類の伝統文化や歴史・文明の研究、そして、人類社会の新たな文明を語る拠点として相応しい場所といえるのではないでしょうか?
上記の研究成果によって、全人類の文化文明関わるデータの保全と未来を語るに最も適した場所は日本、という国際的な共通認識が得られやすくなりました。